退職した人がまだ使える?Webアプリのログインと権限の考え方
まず押さえたいこと
Webアプリの
- 本人の
確認と、 その 人に 許す 操作を 分けて 考える。 - 利用停止は、
すでに ログインした 端末にも 反映させる。 - 認証方法は
利用者の 環境と、 復旧を 支える 体制から 選ぶ。
このガイドの背景
管理画面で退職者を停止したのに、開いたままのブラウザから資料を見られる。ログイン機能の相談では、こうした「利用を終える場面」が抜けやすくなります。
必要なのは、入れる仕組みと、権限を変えたり止めたりする仕組みです。招待から復旧までをたどり、自社の利用者に合う方法を考えます。
新しいログインを止めても、利用が止まるとは限らない
ログイン後の
OWASPの
停止を
「あなたは誰か」と「何を見てよいか」は別の話
説明用の
OWASPは、
- 本人の
確認 正しい認証手段でログインした人か
- 所属と
役割 対象企業や案件で利用が許可されているか
- 対象の
操作 その書類の閲覧・変更を認めてよいか
説明用の例。ログイン成功だけで、すべての書類を開けるようにはしません。
メールアドレスだけで、所属企業を決めてよいか
同じ
最初の
契約状態も、
SSOなら便利になる相手と、入れなくなる相手
企業の
OpenID Connectは、
候補方式は、
表が収まらない場合は横にスクロールできます。
| 方法 | 向いている場面 | 運営で考えること |
|---|---|---|
| パスワード | 特定企業の認証基盤に依存せず受け入れる | 再設定、試行制限、多要素認証 |
| メールのリンク | 本人が都度メールを確認できる | 配送遅延、期限切れ、端末間の移動 |
| 企業SSO | 顧客が社内の認証管理に統一したい | 接続設定、外部担当者、停止の反映 |
参考:OpenID Foundation:OpenID Connect Core 1.0 incorporating errata set 2
認証を強くするなら、端末を失くした日も考える
多要素認証を
一方で、
開発会社には、ログイン後の四つの場面を見せてもらう
候補会社には、
受入確認では、
認証の
検討・発注前のチェックリスト
担当者と確認状況を添えて、社内の検討メモや打ち合わせの議題にご活用ください。
チェックリストをテキストで保存確認日:________________ / 担当者:________________
- 社員・取引先・代理店など、利用者を整理した。確認状況・メモ:
- 最初の管理者を認める方法と、招待できる人を決めた。確認状況・メモ:
- 所属と閲覧・変更の範囲を分けて説明できる。確認状況・メモ:
- 複数端末の利用を止める方法と反映時間を確認した。確認状況・メモ:
- 端末紛失や管理者退職からの復旧手順がある。確認状況・メモ:
- 認証サービスの機能と、追加開発する部分が分かる。確認状況・メモ:
- 停止・復旧・役割変更も試験に含めた。確認状況・メモ:
よくある質問
SSOがあれば、アプリ側の権限管理は不要ですか?
必要です。本人確認を外部へ任せても、どの企業や案件の情報を扱えるかはアプリの業務条件です。退職時の停止がどの経路で反映されるかも確認します。
パスワードをなくせば安全になりますか?
メールや端末など、別の認証手段の管理と復旧が必要になります。方式名だけで判断せず、利用者の環境、重要操作での確認、紛失時の手順を合わせて検討します。
認証の仕組みは自社専用に作るべきですか?
実績のある認証基盤を正しく使い、自社の業務に固有な所属や権限を設計する方法から検討できます。独自に作る必要がある部分と、その維持・検証の負担を説明してもらいます。
参考資料
製品の仕様・提供条件は変更されることがあります。採用時には公式資料と契約内容をご確認ください。
- Authorization Cheat SheetOWASP Foundation
- Session Management Cheat SheetOWASP Foundation
- Authentication Cheat SheetOWASP Foundation
- OpenID Connect Core 1.0 incorporating errata set 2OpenID Foundation
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招待から利用停止まで、会員機能を相談する
利用する人と企業の関係、取引先から求められているログイン条件を共有してください。使いやすさと運営時の管理を合わせて検討します。
対象業務・開発する範囲・運用の分担。まだ決まっていないことも含めて、一緒に整理します。
この記事について
編集・発行:株式会社ダンドリ
AI・業務システム・Webサービスの設計、開発、運用を支援する会社です。開発を検討する方が判断に使えるよう、公式資料と公開情報をもとに解説しています。
説明用の例と公開事例を区別し、参照した資料は本文と記事末尾に掲載しています。
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