システム開発を頼みたいけれど、何を伝えればいい?要件定義の始め方
まず押さえたいこと
要件定義は、
- 相談には、
困る 場面・ 現行資料・ 外せない 条件を 持ち寄る。 - 通常の
流れに、 取消や 担当者不在などの 例外を 加える。 - 完成の
確認方法と、 仕様変更の 決め方を 早めに 共有する。
このガイドの背景
「どんなシステムを作りたいですか」と聞かれても、画面や機能を細かく説明できない。今の仕事が大変なことは分かるのに、相談する準備が進まないことがあります。
完成した仕様書は、最初の相談に必須ではありません。困った場面、現在の資料、変えられない条件が出発点になります。要望を無理に専門用語へ翻訳せず、作る範囲と予算を決めていく進め方を紹介します。
「案件管理が欲しい」より、昨日困ったことを伝える
案件管理と
資料は
一件の申請を追うと、必要な機能が見えてくる
説明用の
全部を
- 申請する
担当者が品目・金額・理由を伝える
- 判断する
承認者が確認し、不備は申請者へ戻す
- 発注を
終える 購買担当が発注し、結果を共有する
各段階で必要な情報と判断する人を確認し、代理や訂正を追加していきます。
予算に収めるには、要望をどう減らせばいい?
要望を
次の
表が収まらない場合は横にスクロールできます。
| 要望 | 省くと起きること | 判断の例 |
|---|---|---|
| 承認内容の記録 | 発注してよい根拠を追えない | 初期から扱う |
| 過去の全履歴を移行 | 旧環境での参照が残る | 参照条件を確認して範囲を選ぶ |
| 部署別グラフ | 一覧からの集計が必要 | 頻度と負担を見て後で追加 |
| まれな特例申請 | 担当者による受付が残る | 窓口と記録先を決めて手動対応 |
「使いやすく、安全に」も、仕事の言葉で説明できる
速度や
開発側には、
参考:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA):システム構築の上流工程強化(非機能要求グレード)紹介ページ / OWASP Foundation:Application Security Verification Standard(ASVS)
完成したかどうかは、操作と結果をセットで確かめる
説明用の
プロトタイプは
見積もりが違うときは、同じ仕事を頼んでいるかを見る
一方の
ダンドリでは
検討・発注前のチェックリスト
担当者と確認状況を添えて、社内の検討メモや打ち合わせの議題にご活用ください。
チェックリストをテキストで保存確認日:________________ / 担当者:________________
- 昨日や先月困った具体的な場面を選ぶ。確認状況・メモ:
- 機密情報を除いた帳票や入力例を用意する。確認状況・メモ:
- 入力する人と結果を使う人の両方に話を聞く。確認状況・メモ:
- 省いた機能の代わりに残る手順を確認する。確認状況・メモ:
- 代表的な操作と期待する結果を一組にする。確認状況・メモ:
- 社内で決める人と確認の時間を確保する。確認状況・メモ:
- 調査・移行・説明を含む見積もりか確かめる。確認状況・メモ:
よくある質問
要件定義を開発会社へ任せてもよいですか?
整理や文書化を依頼できます。ただし、どの業務を優先し、どの例外を認めるかは社内の判断が必要です。現場と意思決定者が参加し、開発側の質問に答えられる体制を用意します。
開発途中でやりたいことが変わったらどうなりますか?
変更理由を共有し、影響する機能、費用、期間を確認します。追加する代わりに後回しにする機能があるかも検討し、合意した内容を更新してから進めます。
参考資料
製品の仕様・提供条件は変更されることがあります。採用時には公式資料と契約内容をご確認ください。
- システム構築の上流工程強化(非機能要求グレード)紹介ページ独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
- Application Security Verification Standard(ASVS)OWASP Foundation
記事の内容を、自社の検討へ
仕様書がない段階から、開発について相談する
今使っている資料と、業務で困った一件をお知らせください。必要な機能、社内で決めること、先に調べることを整理し、開発範囲と概算費用をご提案します。
対象業務・開発する範囲・運用の分担。まだ決まっていないことも含めて、一緒に整理します。
この記事について
編集・発行:株式会社ダンドリ
AI・業務システム・Webサービスの設計、開発、運用を支援する会社です。開発を検討する方が判断に使えるよう、公式資料と公開情報をもとに解説しています。
説明用の例と公開事例を区別し、参照した資料は本文と記事末尾に掲載しています。
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